


今回から、インフレについて一緒に学んでいきます。
初回の今回は、そもそも「モノの価値(物価)とは何か?」という基本から整理していきましょう。
インフレ(インフレーション)とはずばり、
モノの価値が上がることです。
言い換えると、お金の価値が下がることでもあります。
私たちは、欲しいモノがあったら、お金を払って手に入れます。
でもインフレになると、お金の価値が下がるので、同じ金額では前と同じモノを買えなくなるのです。
今まで100円で買えていたものが、120円出さないと買えなくなる、それが物価上昇、つまりインフレです。
ここで、もう少し深く『価値』について考えてみましょう。
モノの価値は、いろいろな理由で変わります。
理解しやすいように、例を使ってみていきます。
『オニダルマ君』は(筆者が調べた限り、)実在しません。
筆者が節分の鬼を見て思いついた架空のキャラクターです。
200円で発売された『オニダルマ君』のキーホルダーが、SNSで爆発的に話題になりました。
ほしい人が一気に増え、お店では品薄状態に。
すると、ネットでは300円で転売されるようになります。
「どうしてもほしい!」という人は、300円でも買ってしまいます。
ここで気づけることがあります。
本来200円だった『オニダルマ君』のキーホルダーの価値が、“ほしい人が増えた”ことで300円に上がったということです。
『あおあお椅子』も、特殊な青い木も、後述する『あおあお国』も(筆者が調べた限り、)実在しません、架空の設定です。
『あおあお椅子』は、特殊な青い木で作られた背もたれの座り心地が良いと人気の商品です。
しかし、その木は『あおあお国』でしか採れません。
ある年、『あおあお国』で自然災害が起こり、木が大量に倒れてしまいました。
輸入しようとしても、災害の影響で費用が大きくかかり、2万円では作れず、3万円かかるようになってしまいました。
ここでのポイントは、
ほしい人の数が変わらなくても、作るための費用(コスト)が上がると価値も上がるということです。
・ほしい人が増えると、
モノの価値は上がることがある
・ほしい人が増えなくても、
作る費用が上がると
モノの価値が上がることがある
次回は、インフレの種類について学びます。
今日学んだ『モノの価値の上がり方』が、インフレの“良い面・悪い面”を理解するための土台になります。